Panduitの改良版メンテナンスフリー無停電電源(UPS)が、バッテリ障害によるダウンタイムのリスクを大幅に低減
バッテリ式UPSと比べてROIを2倍にし、管理コストを50~70%削減
イリノイ州ティンリーパーク (2018年3月6日)― Panduit Corporationが、改良版の産業用ネットワーク向け無停電電源装置(UPS)を世界的に発売しました。従来のモデルと同様に、この新製品ではウルトラキャパシターテクノロジーを使用して、一般的なUPS障害の第一の原因を取り除きます。これによりダウンタイムのリスクを39%低減し、施設内の主要設備をフルで稼働し続けることができます。バッテリーを使用しない設計のため、メンテナンスが不要となり、通常のUPSと比べて、ROIを2倍にし、管理コストを50~70%削減します。
Panduitのシニア製品ラインマネージャー、マイク・ファービークは次のように述べています。「容量を増やしてほしいという業界でのフィードバックに基づき、この新しいUPSは合算入力電力100 Wの複数のデバイスをサポートします。既存の35 Wバージョンよりも容量が増えたことで、ROIをさらに向上し、お客様のスペースを節約します。」
その他の特徴:
- ネットワークインターフェースにより、Simple Network Management Protocol(SNMP v1/v2c/v3)を使用したデバイスのリモート監視が可能
- デバイスのリモート管理には標準的なウェブブラウザを使用しており、EtherNet/IP*プロトコルとFactoryTalk**ビジュアライゼーションに対応
- 80 mmのDINレール幅で、貴重なパネルスペースを節約
- コンパクトな一体型構造で、制御パネルや機器キャビネットに素早く簡単に組み込み可能
Panduitの産業用ネットワークUPSは、マネージドネットワークスイッチ、マイクロPLC、工場フロアに配備されているHMIなどの重要機器に、停電などで電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける装置です。-40℃~+60℃と幅広い動作温度範囲のおかげで、この装置は極めて低い温度環境や、温度が上昇する環境でも使用でき、性能が低下したり寿命が短くなることもありません。Panduit産業用ネットワークUPSに関する詳細については、www.panduit.com/upsをご覧ください。
*EtherNet/IPはODVA, Inc.の商標です。
**FactoryTalkはロックウェル・オートメーションにより米国特許商標局に登録されています。