Panduit Certification PlusSM System Warrantyの内容
Certification Plus System Warrantyのエンドユーザーの利点
Certification Plus System Warrantyは、プログラム要件[1]を満たす構造化配線システムで使用される、Panduitブランドの銅およびファイバー接続ハードウェア、Panduitブランドのケーブルまたは認定製造者のケーブルに対する、15年、20年、25年を標準ベースとする性能保証です。登録済みリンク/チャネルが該当する各商用ビル通信配線規格(Commercial Building Telecommunications Cabling Standards)にあわせて機能しない場合、Panduitは、関連するPanduit製品を無償で修理/交換します。ただしこれは、プログラム要件のすべてが満たされている場合に限ります。
エンドユーザーにはCertification Plus System Warrantyが直接発行され、質問や問題発生時に対応するPanduit専用問い合わせ窓口を使用する資格が提供されます。さらに、このプログラムは柔軟性が高く、内容の変更が蓄積した場合には、完了時または後日のいずれの時点でも登録の追加、移動、変更を送信して変更することができます。
以下のプログラム要件を満たした資格のある施工が保証の対象となります。
- 各登録リンク/チャネルが、本保証書に記載の商用ビル通信配線規格に定められた指定のリンク/チャネル等級の性能要件を満たすこと、またはそれを上回ること。
- 各登録リンク/チャネルが、本保証書に記載の商用ビル通信配線規格に定められた指定のリンク/チャネル等級の、すべての現在および今後の実装に向けて設計されたすべてのネットワークアプリケーションをサポートすること。
- 構造化配線システム内で使用されるすべての接続ハードウェアおよびケーブルに、通常の取り扱いや使用において材料面および加工面での瑕疵が存在しないこと。
施工者の要件
Certification Plus System Warrantyは、施工日の時点で「Deploy」のコンピテンシーを認められているPanduit ONESMパートナーが施工する場合にのみ利用できます。かかるパートナーは、例えば、トレーニング受講済みの技術者および販売スタッフを必要なレベルで維持する、RCDD[2]取得者またはPanduitからRCDD同等と認定されたスタッフを擁するなど、Panduitが課すさまざまな資格条件を満たすことで、このステータスに認定されます。不適切な施工に関わる問題は、本Certification Plus System Warrantyの対象外となりますのでご注意ください。
Warranty Certificate(保証書)の発行
構造化配線システムがPanduitによって施工、登録、検証されると、Certification Plus System Warranty Certificate(保証書)がエンドユーザーに発行されます。これにより、Panduit構造化配線システムの新規施工に対する信頼と安心を提供します。
[1] Certification Plus System Warrantyプログラムに関する詳細は、https://www.panduit.com/content/panduit/en/legal-information/Certification-Plus-System-Warranty.htmlをご覧ください。
[2] RCDD(Registered Communications Distribution Designer)はBICSI(Building Industry Consulting Service International、ビクシ)が提供する認定資格です。
Panduit Certification Plus(SM) System Warranty – 役立つリンク
Certification Plus (SM) Warrantyガイド